Oakville(Napa Valley)
オーク・ヴィル(ナパ・ヴァレー)
Harlan Estate
ハーラン・エステート
ボルドー第一級に匹敵する
ナパ最高峰のカルト・ワイン
「20世紀のワイン10選」の1つに選ばれ、パーカーポイント100点4回獲得の実績を持つワイナリー。多い年でも2000ケースしか販売しない同社のワインは入手困難なカルト・ワインとして、販売後には何倍にも値段が上がり、長い予約リストができるほどの人気ぶりとなっています。
オーナーのウィリアム・ハーレン氏は、ナパ・バレーでゴルフ場やリゾートホテルを経営していた不動産デベロッパー。1984年、ボルドー格付け第一級ワインに匹敵するワイン造りを目指し、オークヴィル西の丘陵地に230エーカーを買い取りました。ここは裾野に有名なマーサズ・ヴィンヤードやト・カロンがある地域。不動産に携わってきたハーレン氏がいかに土地を重要視しているかがうかがえます。
ワインメーカーは、ハーラン氏も出資していた「メリーヴェル」との兼務で、創業当初からロバート・レヴィが担当。ボルドーの著名なワインコンサルタント、ミシェル・ロランも1989年よりスタッフに加わっています。
240エーカーの敷地のうち、ぶどう畑にはわずか15%の38エーカーを使用し、カベルネ・ソーヴィニォヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プチ・ヴェルドを栽培しています。同社の主なヴィンテージは、90年から97年まではカベルネベースのボルドー・ブレンドでしたが、98年からは100%カベルネ・ソーヴィニヨンとなっています。
また、同社が10年の構想を経て実現させた「BOND」シリーズは、畑ごとの個性を生かした新ブランド。それぞれ約700ケースのみの生産で、こちらもカルト・ワインとして人気を集めています。
その「BOND」誕生から5年後、1995年ハーランの2ndになる英語で「乙女」メイデンがリリースされその稀少性はハーランにも匹敵しています。
品種構成はカベルネソーヴィニヨン主体とするハーランとボンドですが、それぞれのコンセプトは異にしており、オークヴィルの西側ヒルサイドの自家畑産果実のみを用いるハーラン。
このメイデンはというと、果実の源はハーラン・エステイトと全く同じ。但し品種構成がハーランとはやや異なり、カベルネ・フランの比率が高められています。
実力派であることにはなんら変わりはありません。
Harlan Estate Winery
1022 Main Street,
St Helena, CA 94574
カリフォルニアワイン
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ハーラン エステイト
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ナパ・ヴァレー