1976年にダンとマーガレットDuckhornによって共同設立されたました。Duckhornヴィンヤーズは、その当時ブレンド品種としかみなされていなかったメルローでしたがそのメルローを主体にしたワインで大成功を収めました。それ以来メルローは今日に至ってもダックホーンを代表するワインとして評価を受けています。４０年を経てナパバレーのワインの北米有数のプロデューサーの一人としての地位を確立し今日も続いて品質と卓越性の伝統を作り上げています。
今ではぶどう畑もハウエル・マウンテン等、ワイナリーの周辺に加え、セント・ヘレナやヤントヴィルにありますが、その広さは100ヘクタールを超えるまでに成長しました。厳密な意味での自社畑産ワインはエステート・グロウンに限られますが、所有するぶどう園でまかなえる全生産量における割合は75％に達しています。　ダックホーンのワインはその濃密な風味で人気を博していますが、それは畑においては徹底的に収量を切り詰め、その後醸造前の選果も厳しく、といった過程から生まれます。その取り組みはナパでも一流ヴィンヤードとして実力は皆が認めている存在となっています。
それを証明する出来事が2009年に行われた、米国オバマ大統領の就任式昼食会にてダックホーン・ヴィンヤーズのワインが供され、2010年には、ワイン＆スピリッツ誌にてワイナリー・オブ・ザ・イヤーにも選出されました。
過去には厳しい選考基準のあるANAのファーストクラスの提供ワインとして選ばれているのは品質の証です。